卒を視ること嬰児(えいじ)の如し。故にこれと深谿(しんけい)に赴むくべし。
卒を視ること愛子(愛し)の如し、故にこれと倶(とも)に死すべし。孫子の兵法
———口語———————–
将軍が兵士たちに注ぐ眼差しは、
赤ん坊に対するように慈愛に満ちているものである。
だからこそ、
いざという時に兵士たちを危険な深い谷底へでも率いていくことができるのである。
また、将軍が兵士たちに注ぐ眼差しは、
わが子に対するもののようでもある。
だからこそ、兵士たちは将軍とともに死ぬ覚悟で戦いに臨むことができるのである
子供達や部下などへの関心や愛情を日頃から伝えていなければ、
いざという時に動いてくれません。
”家族” や ”部下” という形であっても、
大事なところで動いてくれるかどうかというのを決めるのは、
「心」 になります。
日頃から子供や部下をしっかりと愛し、尊敬し、観るだけでなく、
存在を認めてそれを言葉にしている事が大事です。
交流分析の世界では、
”存在を認め” つつそれを言葉で伝えることによって、
”心の栄養” を与えることを ”ストローク” と言います。
この ”ストローク” を日頃から行っていれば、
子供や部下との関係が良くなるだけでなく、
いざという時にも協力して貰えるような関係になるでしょう!
返信がありません