起業家で大成功した方々の読んだ本の中で一番参考にした本というのは、
自分には役に立つかどうかわかりませんが、なんだかとっても気になりますよね。
さあ、どんな本が選ばれているのでしょうか。
ニトリの似鳥会長
ゴルフや旅行、歴史、男のファッション講座やマナー講座など、
一見すると仕事に関係なさそうな色々なジャンルの本が多数ありつつ、
もちろん他社についての本などのビジネス本もあり、1000冊以上の本があるそうです。
そして「私の一冊」は、
チェーンストア 能力開発の原則 熱海俊一 著
・チェーン店の作り方から、人材育成、専門用語の意味まで事細かに色々なことが記載されている
・似鳥さんが勉強会に参加していたビジネスの師匠が書いた本
・ピラミッド型の組織より、トップからすぐに下に伝わるような菅笠型の組織がいいんですよ とかが書かれている
・20代、30代、40代・・の教育というのが書かれていて、ニトリの教育体系とかニトリ大学の元になっていて、この本・この先生のお陰で今のニトリがあるそうです。
2010年出版の1400円の本ですが、今はamazonでは売ってないようですね。。残念。
獺祭で有名な旭酒造の桜井会長
所有の7割の本がビジネス書だそうで、1ヶ月に5ー6冊読まれるそうです。
ただ、ビジネス書なんかはサラッと読めるそうですが、ミステリーや小説などは時間がかかってしまうようとのこと
そして「私の一冊」は、
発想の極意 日下公人 著
・日下さんは、面白い切り口でニュービジネスを見られていた方で、細かく分析して理屈でわーっという人が偉いと一般的に言われているが、ビジネス上で大切なのは直感力というか感じる力が大事
・桜井会長曰く「今日までのことはデータを見ればわかるが、明日はどうなるかわからない。ここを乗り越えるのは感じる力しかない」
・日下さんは川下から物事を見る人で、例えば、秋葉原にソ連の方が色々な電子部品を買いに来ていて、それを見て日下さんはソ連の崩壊が予測できた
こちらは18年10月出版と新しい本ですね。1512円で売られているようです。
ちなみに、司馬遼太郎さんの「坂の上の雲」には”獺祭”という言葉が出てきて、
そこから会長がお酒の名前を”獺祭”にしたとのこと。
※獺祭とは、参考資料を周囲に広げること
HIS,ハウステンボスの澤田社長
健康系や歴史や倒産系の本など色々あり、中でも歴史の本が好きだそうで、
その理由は ”国が栄えたり滅びたりするのは、人がほとんど原因で、それがどうしてかが非常にわかりやすいから” だそうです。
そして「私の一冊」は、
「運命を拓く」 中村天風 著
・思想家の中村天風さんが自身の体験を通じて精神的な(積極的な)思考を進める本
・京セラ創業者の稲盛和夫さんや、メジャーリーガーの大谷翔平さんも愛読している
・中村天風さんは大病してもうダメだと思っていたのが、ヨガの聖者から「ものの考え方はそんなのはダメだ、例え治らないとしても前向きに考えて治ると思うことが大切だ」と言われ、本当に治っていく
・澤田社長曰く、20代に読んだそうで、「失敗もあれば辛いこともあれば病気になることもあ理、その時に心の持ち方をどうゆう風にするか、常に前向きにというものの考え方とか生き方とか、非常に勉強になる」
・HISやスカイマークを創業しハウステンボスを復活させた澤田社長にとって、
この前向きという思考は絶対に欠かせないそうです
・Amazonで探すと、1998年出版の本ですが171件のカスタマーレビューで4.4という評価の高い本になってます。 kindleで637円ですので是非読んでみたいですね!
ちなみに澤田社長は、旅に行った際に気に入ったボールペン(数百円〜数百万円)を買ってきて収集しているそうです。なかなかステキな面白い趣味ですね。
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